台湾旅行記: 2015年5月 七回目の訪台(1日目 #1)金峰魯肉飯、赤峰街、象山

5/15~17に友達のyiyunに会うために、初めて一人で台北に行きました。
yiyunは台北の初めての友達です。
彼女は私のまだ拙い中国語を一生懸命聞いてくれて、
私のためになるべく簡単な言葉を選んでゆっくり話してくれる
とても優しくてかわいい女の子です。
私が台北で初めて友達になれた子がyiyunで本当に良かった。

15日 午前10時過ぎに桃園空港に到着。
まっすぐバスで台北に向かったら11時すぎには着いてしまった。
台北駅でyiyunに到着したことをLINEで知らせて、荷物を置きにホテルに向かう。
スムースにチェックインまで済ませたので、直前の授業で習ったばかりの
「房間里可以上網嗎?(部屋でインターネットができますか?)」と聞いてみる。
すると、「この階ならパスワードなしで使えます」と日本語で答えられる。
...空港ついたら、もう日本語は一切使えないんだと覚悟をしていたのでちょっとガッカリw。

すぐに部屋に入れたので、少し休憩してから出かけます。
まずは、大好きな金峰魯肉飯へ。
ちょうどお昼の時間に着いたので、長い時間並ぶことを覚悟していたのだけど
一人だったので、わりとすぐに通してもらえた。
優しそうなお爺さんと相席になったので、魯肉飯以外のサイドメニューは何が良いか思いきって聞いてみる。
「不好意思,你有沒有推薦的菜?(すみません、何かおすすめの料理はありますか?」
すると、私のオーダー表にツミレのスープと青菜の炒め物を書き込んでくれた。
でも、私の発音が悪かったのか、以降は全部英語で話された...。
こんなんでこの先、本当に大丈夫なのかとものすっごく不安になる。
ツミレのスープと青菜の炒め物はとっても美味しかったです。次回も同じの食べよう。



それから中山駅まで行き、赤峰街の可愛いお店をぶらぶら。
「鹿皮」という雑貨屋さんで、お店の女の子に話しかけられる。
このお店のことは、日本と台湾協同編集の雑誌「LIP 離譜」で知った。
話しかけてくれた彼女は、離譜のイベントで来日したことがあるので実は顔も知ってた。
ど緊張しながらも、すんごいカタコトになりながら一生懸命話したら、なんとか通じたみたいだった。
鹿皮で、台中の風景を紹介するzineを買った。私は台湾のzineが大好き。いつも必ず何か買って帰る。

ホテル近くまで戻り、おみやげなどお買い物タイム。
会社や同級生や友達に配るための、ドライマンゴーとシートパックとお菓子。
それから、一番重要な台湾のインディーズバンドのCDを買いに佳佳唱片へ。
ここは東京で友達になったどん君が働いてたお店なので、なぜかちょっと安心感と親近感を感じていた。
今回は、橙草の新譜と、1976、來吧!焙焙!、洪申豪の4枚を買った。



ホテルに戻り荷物を置いて身支度をしていたら、yiyunとの待ち合わせの時間が近づいてきた。

待ち合せの象山駅に、時間より10分ほど早くついて緊張しながら待ちます。
yiyunとは、長い間ネットではたくさんおしゃべりをしてきたけれど、実際に会うのは今回が初めて。
でも、エスカレーターを上ってきた彼女を私はすぐに見つけることができた。
もっと緊張するかと思ったけど、その逆でなんだかすごく安心してすぐに楽しくなった。

ちょっと照れながら「会えて嬉しい」って最初の挨拶をしたら
笑いながら私の中国語を誉めてくれてw、それ以降は時々携帯の辞書を使いながら
お互いのことをたくさん話した。
コンビニで水を買って、少し歩いたら象山の登山口に着いた。
この山を登ったところは台北101のビュースポットで、絵葉書などの写真の多くはここで撮影されるそうです。
急な階段を30分ほど登ると頂上に着くんだけど、喘息もちで運動不足の私には大変キツかった!!
途中、ちょっと発作を起こしかけながらも、休憩を挟んだり吸入をちょっと余計にしたり(本当はぜったいだめ)しながら
なんとか上りきったら、最高の景色がそこに広がっていた。



本当は登山なんて大嫌いだし、自分だけだったらまずやらない。
でも今回は、yiyunと出会えなければできなかったことだろうと思ったから
絶対にあきらめないで最後まで登りきりたいと思った。
初めて見る晴れ渡った台北の、大きくて赤い夕日と台北101は本当に美しくて
ここに連れて来てくれたyiyunに心から感謝をした。



昇りの階段はすごく苦しかったけど、下りの階段は楽勝で
色の名前や、物の名前など、簡単な言葉を教えあいながら楽しく下山した。
辺りはすっかり夜になっていて、台北101は青く光っていた。
曜日ごとに色が違っていて金曜日は青なんだよ、とyiyunが教えてくれた。




つづく


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