前回の旅行記はこちら
無事にチェックインをすませて、ふたたび出発。
大通りに沿って、のんびり喋りながら歩いていたら
上手な日本語を話すおばあさんに話しかけられた。
日本人と話してるのと変わらないくらいの日本語に驚くと
以前は日本の有名な建設会社で働いていて、日本に住んでいたと話してくれた。
初めて台湾に旅行に来たことを伝えたら「えらい!」って誉めてもらえた笑
しばらく一緒に話しながらゆっくり歩いて
一つ隣の駅まできたので、おばあさんとお別れし地下鉄に乗って東門という駅へ。
台湾の地下鉄は、初乗り料金20元でとても安い。
切符は紙ではなく、トークンというプラスチックの青いコイン型でとてもかわいいです。
ICチップが入っていて、自動改札にタッチして入り、出る時に回収されます。
エコだなあ!
悠遊カードという、PASMOみたいなICカードもあるのだけど
この時は、トークンをずっと使ってました。
↑これは以前、台湾観光協会のウエルカムプレゼントでもらった悠遊カードです。
トークン可愛いから、一度は使って欲しいと思うけど
実際に便利なのは悠遊カードです。
バスに乗るのにも使えるので、小銭の心配はいらなくなるし
コンビニでも使えてチャージも簡単。
私はタクシーにはあまり乗らないで、MRTかバスと徒歩で移動することが多いのですが
4日間で400元もチャージしておけば、ちょうど帰る頃になくなる感じです。
台北のMRTは、駅も車両内外もピカピカで清潔でした。
水、飴やガムを含む飲食が禁止で罰則もあるようで
みんなで大切にしている印象を受けました。
東門駅で降りて、雑貨屋さんや食べ物屋さん
お茶屋さんが集まる永康街(yǒng kāng jiē)へ。
細い路地沿いに、雰囲気の良い住宅にまざって、おしゃれなお店が立ち並ぶ場所で
東京の街に例えるならば、吉祥寺の井の頭公園口周辺が近いかなと思いました。
アンティークっぽい家具や、香炉が並んでいるお店に入ったら
そこで、ながれているBGMに一瞬で心を掴まれてしまった。
荘厳なストリングスにのせて
重厚な男性ボーカルとかわいい子供の声が掛け合うように歌う曲で
シガーロスをだいぶ重厚にして音数を減らした感じと思いました。
すぐに店員さんに聞いてみると
CDを販売していると教えてくれたので、さっそく買うことに。
そこは「藏喜」というチベット雑貨のお店で
私の買ったCDは、チベット仏教の音楽のCDでした。
祈請 頂果欽哲法王祈請文 |
どうりでありがたかったわけだよ笑 ジャケットもすごい。
お店の中で聴きながら、雑貨を物色するとみじちゃんの背中を眺めて
「今、この街で私のことを知っていてくれるのは、この子だけなんだな」
とか思って泣きそうになってた。
アリガトウや Ah 愛してるじゃまだ足りないけど
せめて言わせて幸せですと....とか、音楽の力は本当に偉大だ笑
(注:そんなことをこのCDで歌ってるかは不明)
藏喜(cáng xǐ)
台北市永康街41巷23號
営業時間:11:00~21:00 月休
公式サイト:http://www.likecc.com.tw/
それから、天津葱油餅の列に並んで
ふわふわの葱油餅を食べたりしているうちに、いい時間になってきたので
この日のメインの予定のライブを観にいく為に公館駅に向かいます。
天津蔥抓餅(tiān jīn cōng zhuā bǐng)
台北市永康街6巷1號
営業時間:11:00〜23:30
つづく